私は簿記1級の試験を終え、一緒に受けた友人(かつて簿記3級2級を私に教えてくれた)と解答速報を見に渋谷へ向かったのだった。
校舎で待っていたのは、他でもない師匠!小林先生だった。私たちは解答速報を貰ってすぐに自己採点し、小林先生のところへと駆け寄った。
⇒簿記は速報がその日に出るから、自己採点できるようにしておこう
小林先生「おおー、来たか。どうだった?」
友人「70点超えました」
私「68点でした」
小林先生「やったな!それなら二人とも合格だよ。おめでとう!」
そう、簿記1級は傾斜配点のため普通に採点するよりも点数が上がるのです。70点合格だから、自己採点で60点後半なら合格する。
私「まさか半年で受かるなんて。めっちゃうれしいです!」
友人「流石くぼじゅん、すごいわ。」
正式な発表はまだだったけど、おそらく合格だろうということで本当に嬉しかった。それから、小林先生は実は1級を教えるのが初めてだったこと。初めての生徒が中卒でしかも半年一発合格したことで喜びを分かち合った。
⇒合格の嬉しさは当事者しか味わえない
小林先生「ところで、これだけ簿記ができるんだから会計士受けたら?」
私「っ!?」
そう、恥ずかしながら会計士は何者かわかっておらず、スーパーのレジ打ちかなんかだと思っていた。当然会計士試験に簿記が関係していることも知る由もない。私はそこで、国家三大資格の一角をなす公認会計士試験の存在を知った。そして、簿記系資格の最上位が公認会計士であることを知るのだった。
⇒簿記試験は会計士の登竜門、まずは簿記1級がお勧め
私は早速資格について調べることにした。国家三大資格である、公認会計士・弁護士は中卒でも受験可能なこと、医者は大学に6年通う必要があることが分かった。
私は自分の目指すべき道について考えた。大学に行くのもありだ。今の調子なら2年位勉強すれば有名な大学に入れるかもしれない。そう考えた矢先、小林先生から貰った予備校のチラシが目に留まった!その内容とは!
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