会計士の合格体験記~中卒の私が合格に至るまで~ 簿記編⑥Final「渡りに船、チラシの巡り合わせ」

そう言えば小林先生からこれに行ってみれば?と言われてもらったチラシを思い出して目を通した。

そこには、「東大生で現役で会計士に受かった人のセミナー」と書かれていた。なんてタイミングが良いんだと感動を覚えた。簿記1級に受かった私は、会計士・東大・弁護士のどれを目指すか悩んでいたのだ。すぐにスケジュールを調整し、セミナーに行くことを決めた。

⇒チャンスは逃げる前に捕まえる

そしてセミナーは始まった。いかにも賢そうな女性で、いかに大学と会計士受験を両立したか、また会計士とはどんな試験なのかを話してくれた。私はこの人(以下賢者)なら合理的な答えを出してくれる!と確信し、セミナー終了後にすぐに話しかけに行った。

私「質問です。今私は会計士と弁護士と東大のどれを目指すか悩んでいます、どう思いますか?」

賢者「なるほど、簿記1級は合格されたのですね。でしたら会計士がいいと思います。」

そのあと賢者はその中では会計士を目指すべき理由を合理性の観点から答えてくれた。東大を目指すには、受かるまでに数年かかり就職は卒業後になるため就職のタイミングが大幅に遅れること。弁護士に強いこだわりがあるなら別だが、既に簿記に適性があり会計士なら早期合格が見込めること。また、東大に入っても結局会計士や弁護士を目指すことになるなら早いほうが有利であること。

私は異論の余地もなく腑に落ちたため、すぐに会計士を受験することに決めた。

⇒目指すべき道の先にいる人に話を聞いてみよう

早速予備校でパンフレットを貰い、受講するコースを決めることにした。コースは大体3つほどあり、3年、2年、1年で合格を目指すコースがあった。私は「最速、デーハー(派手)や!」とよくわからないことを言いながら1年で合格を目指すコースの受講を決めた。

そして、簿記1級の合格を父に報告し会計士受験をすることにしたと伝え、予備校に通う授業料を払って貰うことを快諾してもらったのだった。

⇒試験勉強は長丁場。それぞれの環境を整えることが重要

そして授業料を握りしめ、渋谷へと向かうのだった。入校初日から度肝を抜かれることとなることをこの時はまだ知らなかった・・・

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この記事を書いた人

くぼじゅん

高校を2つ中退し様々な仕事を経験。バイク便、メッセンジャー、工事現場、ケータリング、寿司屋等。

ひょんなことから簿記3級2級を受験し、見事「不合格」。そのまま簿記1級を受験し半年で一発合格。
その後会計士を目指し、働きながら4年半で論文式試験に合格する。監査法人で経験を経た後独立し今に至ります。

現在は簿記の家庭教師として、下は小学生上は大人まで様々な生徒に「子供でもわかる」をモットーに授業をしています。

また、友人向けに行っていた恋愛コンサルが好評のため彼女が出来ないと悩む男性の悩みを解決。3か月以内にどんな人でも彼女が出来るノウハウを伝授。

そして、趣味のバイク・キャンピングカーにて日本各地を旅しています。

中卒であるが故に人よりも多くいろいろな経験をしています。その経験を活かしブログにて情報発信をしていきます。

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