会計士の合格体験記~中卒の私が合格に至るまで~ 会計士編⑥「2次試験の合格率35%なのに超難関?」

誰が言い出したのかは知らないが、「会計士試験は短答(1次試験)に通ったらあとは何とかなる」と言われることがある。私はそれを信じてがむしゃらに勉強し、初めての論文式試験(2次試験)を受験し、「不合格」だった。

えっ、2次は合格率高いし余裕なんじゃないの?って思った時にはもう遅い、来年を目指して頑張るしかないのだ。

数字のトリックを見ていこう。

確かに会計士の2次試験は合格率4割弱だ。しかし、受けているのは全員が1次試験を突破してきた連中なのだ。さらに、去年不合格だった人、一昨年不合格だった人が1年2年猛勉強して受けてきている。その中の上位35%というのは数字で見るよりもはるかに難しい。

更に、2次試験では新しい科目が2つ加わった7科目で勝負することとなる。1次試験の5科目しか対策していなかった人は新しい勉強も含めてやらなければならないのだ。

⇒2次試験、めっちゃムズイ

私はとりあえずもう一年勉強しようかなと気持ちを前に進めていたが、ただ同じように勉強するだけじゃ能がないしつまんないなー、と思っていた。

そんな時、合格した受験仲間がこんなことを言った「あ、自分が行こうとしている監査法人、短答合格でも雇ってくれるらしいですよ」

そう、一部の監査法人では人手不足に対応するために1次試験合格者も少数だが採用しているのだ。即座に私は「これだ!」と確信した。工事現場でたまにアルバイトはしていたが、フルタイムで監査法人で働くことで早く実務経験を積むことができる。これで受かったらカッコいいな、と思った。

⇒自分の前向きな心の声を聴こう!

私は早速、その監査法人に話しを聞きに行くことにした。この時すでに2014年。簿記3,2級を受験してから3年、電卓の彼女と別れた後3人目となる女性と付き合っていた時の話である。

会計士試験をしながら彼女がコロコロ変わる?なんで働きながら勉強するの?その理由を次回の番外編で記事にします。

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この記事を書いた人

くぼじゅん

高校を2つ中退し様々な仕事を経験。バイク便、メッセンジャー、工事現場、ケータリング、寿司屋等。

ひょんなことから簿記3級2級を受験し、見事「不合格」。そのまま簿記1級を受験し半年で一発合格。
その後会計士を目指し、働きながら4年半で論文式試験に合格する。監査法人で経験を経た後独立し今に至ります。

現在は簿記の家庭教師として、下は小学生上は大人まで様々な生徒に「子供でもわかる」をモットーに授業をしています。

また、友人向けに行っていた恋愛コンサルが好評のため彼女が出来ないと悩む男性の悩みを解決。3か月以内にどんな人でも彼女が出来るノウハウを伝授。

そして、趣味のバイク・キャンピングカーにて日本各地を旅しています。

中卒であるが故に人よりも多くいろいろな経験をしています。その経験を活かしブログにて情報発信をしていきます。

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